【フィンガー遊間】(ふぃんがー・ゆうかん)
フィンガージョイントの隙間。
フィンガージョイントの隙間。
遊間の一種ではありますが、フィンガージョイントはその形状から、
遊間と言われる場所が複数あります。

Bは、床版遊間として橋梁一般図に記載されている遊間です。
伸縮装置を選定する際は、ついこの値を採用してしまいがちですが、実際は、
Aの値を調べる必要があります。
その理由は、フィンガージョイントを撤去する際の施工方法にあります。

フィンガージョイントを撤去してゴムジョイント等の伸縮装置を新設する場合、
全て撤去してしまうのではなく、表層だけ取り替えるのが一般的です。
全撤去は時間も労力もコストもかかるため、少しでも短い時間で工事を完了させるには
この方が合理的なのです。
そうなると、上図のように、伸縮装置を設置するための遊間は、床版遊間ではなく、
フィンガージョイントで作った遊間ということになります。
よって、この遊間を特にフィンガー遊間と言い、区別しているのです。
関連用語
遊間 標準遊間 最大遊間
超速硬コンクリートとは –短時間で強度が出るコンクリート
床版とは?【道路橋での役割と種類、床板との違いについて解説】
橋桁とは?【種類と構造、橋のどの部分かを解説】
用語集【重量型】
用語集【カバープレート】
遊間とは –橋梁構造を保つための「あそび」
