目次
ショーボンド建設株式会社のメーカー情報
メーカー名 | ショーボンド建設株式会社 |
設立 | 1958年(昭和33年)6月4日 |
資本金 | 101億円 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋箱崎町7番8号 |
建設業許可 | 国土交通大臣許可(特-29)第1345号 |
代表 | 岸本 達也 |
ホームページ | http://www.sho-bond.co.jp/ |
電話番号 | 03-6861-8101 |
FAX番号 | 03-6861-8151 |
ショーボンド建設株式会社の企業理念と強み
1959年、土木建築用エポキシ樹脂系接着剤・ライニング材「ショーボンド」の開発社会インフラのメンテナンスから始まったショーボンド建設株式会社は、社会インフラのメンテナンスを手掛ける技術集団としてスタートを切りました。
現在は、建設・建設コンサルタント・ビル施設管理・メンテナンス・設備工事・検査・整備など、社会インフラのメンテナンスを軸に補修工事分野でトップの業績を残している実力派企業です。
【グループ企業理念】
「社会資本を良好な状態で次世代に引継ぐ」との使命感のもと、
企業情報 – ご挨拶|ショーボンド建設 | 構造物の補修・補強
メンテナンス業界のトップランナーとしての高度な技術開発力で、
豊かで安全な社会の実現に貢献する。
【ショーボンド建設株式会社の強み】
「土木・建築技術と化学技術の融合」という当社の特徴でもあるユニークな技術開発により培われた技術力を背景に、当社はメンテナンス分野で圧倒的なシェアを保ち続けてきました。
経験工学と言われている補修工学の分野において、半世紀以上に渡り蓄積されてきたメンテナンスの経験は、誰にも真似のすることのできない大きな財産であり、当社の強みなのです。社会が成熟するほどに、構造物メンテナンスへの需要は高まります。
ショーボンド建設株式会社採用ページより
ショーボンド建設株式会社の特質した技術
インフラ事業は、私たちの生活から切り離せない重要な役割を担い暮らしを下支えしています。
特に公共性の高い道路や橋梁、建造物などは定期的なメンテナンスを要し、今後は製品の長寿命化が大きく求められる時代となります。
土木や建設業における需要はこの先も堅調であると考えられるものの、現在業界内では若手離れが深刻であり、人手不足はますます大きな課題となってくるでしょう。 ショーボンド建設株式会社では、『社会資本ストックの整備・長寿命化』という社会のニーズに応える技術の提供で、未来を見据えた事業展開を行っています。
- 類似前例のないループ橋耐震補強工事

静岡県国道414号七滝(ななだる)架橋は、真円二重ループを主構造にした東日本初のループ橋です。
竣工から30年以上が経過し老朽化が顕著に表れていただけでなく、県内の地震対策緊急輸送路に指定の幹線道路であったため、耐震工事が急務とされていました。
ループ橋の耐震補強工事は全国的にも前例が少なく、現場では設計や施工など大きな課題にいくつも直面したと言います。
ショーボンド建設株式会社が採用した耐震補強工事は、三次元骨組みモデルの動的解析を行い、無駄のない合理的な設計がなされました。
また補強部材における製品を作成し、現地照合をした上で工場制作が行われたため、先端土木技術がフル活用された類似前例のないループ橋耐震工事となりました。

耐震補強詳細設計では3次元骨組みモデルの動的解析 を行い、中間支点においてはすべり免震支承及び負反力 対策のための上揚力に抵抗するPCケーブルを採用し、 端支点は鉛直力に対しては鋼製支承、水平力に対しては 水平ゴム支承とする機能分離型支承を採用した。既設の 固定支承から免震支承への変更に伴い、既存の遊間長で は桁同士が地震時に衝突するので遊間長を確保するため 桁端を切断し、あわせて伸縮装置を取り替ることとした。 また、一般的なすべり免震支承は上部工側にすべりプ レートを設置する構造であるが、桁端を切断するため支 承をセットするスペースが確保不能となった。このため すべりプレートを下側に設置するタイプの免震支承を採用した。
国道414号七滝高架橋耐震補強工事
過去に例のないループ橋の耐震補強工事は、効率的かつ円滑に実施したとの高い評価を受け、全日本建設技術協会の全建賞を受賞しています。
- 振動減衰効果が実証された「BM-Sダンパー」
別名橋梁用ビンガムダンパーと称されるBM-Sは、地震によって引き起こされる揺れを抑え安全性を高く確保した高性能な装置です。
シリンダー内は特殊充填剤とピストン・ロッドで構成されており、揺れが生じた際には揺れをシリンダーとピストンとの相対運動に置き換えます。
この作用により振動エネルギーを吸収する構造が採用されています。

橋梁本体と可動橋脚に設置することで、地震で発生する負荷を分散させることができます。
橋梁下部構造の耐震対策に有効な高性能ダンパーです。
特定の橋脚に集中する地震時慣性力を他の橋脚・橋台に分散する機能を持っているため、橋脚の耐震補強対策を軽減できます。
ショーボンド建設株式会社BM-S
ショーボンド建設株式会社が持つ様々な工法技術

ショーボンド建設株式会社では構造物の長寿命化に備えた製品・工法開発を積極的に展開し、持続可能な技術の創生を行っています。
多様な環境や状況に対応できる理由は、非常に多くの独自工法技術を持っているからこそであり、研究開発から施工・販売と一気通貫の戦略が、顧客との信頼関係を築いていると言います。こちらでは橋梁補修工事に関する2つの技術についてご紹介しています。
- 橋梁用伸縮装置AIジョイント

ジョイントの高さ65mmのAIジョイントは、既設床版を削ることなく舗装内に設置可能な伸縮装置であり埋め込まれた鉄筋を傷つけることなく製品を取り付けることができます。
橋梁用伸縮装置は輪荷重を直接受けるため比較的ライフサイクルの短い製品ですが、装置内に埋め込まれる止水材は、道路の安全上重要な枠割を担っています。
AIジョイントには様々な利点がありますが、二重止水材を製品に採用することで止水機能を高め橋の長寿命化にも寄与しています。
【AIジョイントのメリット】
損傷リスクの低減
既設床版の取替工とは異なり、内部の鉄筋を損傷することなく補修工事が完了する。
騒音・環境対策
取替工で発生する騒音だけでなく廃棄物も少ないため、周辺環境を良好に維持できる。
除雪対策
寒冷地向けに”除雪車誘導版タイプ”の製品あり。
- ジャッキビーム工法

ジャッキビーム工法とは、主桁から既設床版を切り離す工法であり取替工などで使用さえる方法です。
比較的大型の専用機器にはカッターが備わっており、床版をブロック状に切り離したのちPC剛棒がブロックに差し込まれます。
剛棒により切断された床版が固定され、ジャッキ装置で主桁から引き上げるという仕組みとなっています。
【ジャッキビーム工法のメリット】
低騒音と急速施工
油圧ジャッキのため騒音がほとんどなく、ブロック化されたコンクリートを手早く処
理できる。
高い安全性
ブレーカー撤去と比較すると安全性が高い。
ショーボンド建設株式会社の沿革
昭和33年6月 | 東京都世田谷区に「昭和工業株式会社」を設立。 資本金50万円。 |
昭和34年9月 | 土木建築用エポキシ樹脂系接着剤・ライニング材「ショーボンド」を開発。 |
昭和35年1月 | 本社を東京都千代田区に移転。 「ショーボンド」の製造・販売・施工に関する事業を開始。 この年、2回の増資で資本金を300万円とする。 |
昭和35年7月 | 東京大学生産技術研究所などから、 「ショーボンド」製品性能評価試験の良好な結果報告を受ける。 |
昭和36年9月 | 資本金を500万円とする。 |
昭和38年6月 | 商号を「株式会社ショーボンド」に変更。資本金を1,000万円とする。 |
昭和39年7月 | 新潟地震により落橋した昭和大橋の復旧工事で、床版ひび割れの樹脂注入を担当。 以後、橋梁の補修・補強に合成樹脂を用いたユニークな工法を開発、確立。 |
昭和40年11月 | 「カットオフジョイント」(道路橋梁伸縮装置)を日本道路公団と共同で開発。 |
昭和42年1月 | 埼玉県川口市に研究所を設置。 |
昭和42年9月 | 橋梁床版補強工法の一つである「増設桁合成工法」を日本で初めて施工。 床版補強工事の受注拡大。 この年、2回の増資で資本金を3,500万円とする。 |
昭和44年8月 | 大阪万国博覧会関連の道路整備事業で「カットオフジョイント」の 大規模工事を多数受注。 資本金を7,000万円とする。 |
昭和45年3月 | 資本金を1億500万円とする。 |
昭和47年4月 | 昭和47年度建設技術研究補助金(建設省)を得て、 床版補強工法確立のため大型実験を開始。 |
昭和48年3月 | 資本金を2億円とする。 |
昭和49年10月 | 「昭和工事株式会社」を設立。 |
昭和50年3月 | 「ショーボンド化学株式会社」を設立。 |
昭和50年4月 | 商号を「ショーボンド建設株式会社」に変更し、本社を東京都新宿区に移転。 資本金を4億6,000万円とする。 |
昭和51年1月 | 原材料、各種資材の調達を専門とする「昭和資材株式会社」を設立。 |
昭和51年6月 | 決算期を12月末から6月末に変更。 |
昭和51年12月 | 資本金を5億5,000万円とする。 |
昭和52年4月 | 関東地区の民間市場開拓のため地場企業として 「ショーボンド化工株式会社」を設立。 |
昭和52年7月 | 埼玉県川口市から移転し、大宮市に中央技術研究所を設置。 |
昭和54年1月 | 「ショーボンド機材株式会社」を設立。 スイス製管継手「ストラブ・カップリング」の販売を開始。 |
昭和54年4月 | 「トンネル目地導水工法」を開発。青函トンネルに採用される。 |
昭和54年6月 | 「和興工事株式会社」を子会社化。 「ビックス工法」(コンクリートのひび割れに樹脂系接着剤を注入する工法) を開発。 |
昭和54年7月 | 「ショーボンド化工株式会社」を「化工建設株式会社」に社名変更。 |
昭和55年8月 | 「中部化工建設株式会社」を設立。 |
昭和55年12月 | 「ショーボンド機材株式会社」を 「ショーボンドカップリング株式会社」に社名変更。 |
昭和56年3月 | 建設省建築研究所で実施された「日米共同大型耐震実験」に 「ビックス工法」が採用される。 |
昭和56年4月 | 「SBパネル」(プレキャスト版による橋梁床版打換工法)の開発着手。 |
昭和57年5月 | 「ショーボンド化学株式会社」川越工場を新設。 管継手「ストラブ・カップリング」の製造、販売の独占実施権を取得。 |
昭和58年4月 | 「STジョイント」(道路橋梁伸縮装置)を開発。 |
昭和58年11月 | 「DDビックス工法」(ビックス工法を定量注入化した工法)を日本電信電話株式会社と株式会社通信建築研究所の三者で共同開発。建築物の補修に採用される。 |
昭和59年12月 | 資本金を8億3,500万円とする。 |
昭和61年12月 | 首都高速道路公団の高速神奈川1号横羽線の維持管理業務を行う「株式会社昭和エンジニアリング」を設立。 |
昭和62年1月 | 「昭和資材株式会社」を「ショーボンド商事株式会社」に社名変更。 |
昭和62年5月 | 東京証券取引所第二部に株式を上場。 資本金を25億4,500万円とする。 |
昭和63年6月 | 資本金を53億8,420万円とする。 |
平成元年12月 | 東京証券取引所第一部に上場。 |
平成2年1月 | CI活動の一環として、 ショーボンドグループのマークとショーボンド建設の新しい社名指定書体を発表。 |
平成2年7月 | 「ショーボンド商事株式会社」を「ショーボンド化学株式会社」に統合。 |
平成2年10月 | 「仙昭技建株式会社」を設立。 |
平成3年7月 | 本社を東京都千代田区に移転。 |
平成4年1月 | 初のスイス・フラン建新株引受権付社債(ワラント債)を発行。 |
平成4年6月 | 愛知県発注の「橋梁補修工事(濃尾大橋)」で社団法人全日本建設技術協会より補修工事では初めて「全建賞」を受賞。 |
平成7年1月 | 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の復旧対応のため「震災対策工事事務所」を設置し、全社をあげて災害復旧に対応。 |
平成7年4月 | 「仙昭技建株式会社」を「ケーエスエンジニアリング株式会社」に社名変更。 |
平成7年9月 | 既設コンクリート床版を低騒音で静かに、迅速に撤去する「低騒音床版解体工法」「ジャッキビーム」を開発。 |
平成8年6月 | 大宮市の中央技術研究所を茨城県つくば市に移転し、補修工学研究所とする。 資本金を101億円とする。 |
平成9年1月 | 「緩衝チェーン」(橋梁用落橋防止装置)を開発。 |
平成11年7月 | 「ウルトラパネル」、「ウルトラシェッド」(鋼板によるサンドイッチ構造の橋梁床版・落石覆道)を北海道開発局開発土木研究所との共同研究により開発。 |
平成13年4月 | 「ハイブリッドシート工法」(特殊ラミネートシートを接着するコンクリートはく落対策工法)を開発。 |
平成16年11月 | (独)農業工学研究所と農業用水路目地「応力機能目地」を共同開発。 |
平成17年3月 | 「ハイブリッドシート工法」の技術審査証明を取得。 |
平成18年5月 | 本社を東京都江東区に移転。 |
平成18年10月 | (独)農業食品産業技術総合研究機構農村工学研究所と「AGモルタルライニング工法」を共同開発。 |
平成20年1月 | 持株会社「ショーボンドホールディングス株式会社」を設立。 ショーボンドホールディングス株式会社が東京証券取引所第一部に上場し、 ショーボンド建設株式会社は、同社の完全子会社となる。 東日本旅客鉄道株式会社、日東電工株式会社と「RACシート工法」を共同開発。 |
平成20年3月 | 「せん断ストッパー」(浮き上がり防止機能付き変位制限装置)を株式会社ビービーエムと共同開発。 |
平成20年9月 | 「緩衝ベルト」(橋梁用落橋防止装置)を開発。 |
平成21年10月 | 「中国化工建設株式会社」を設立。 |
平成21年12月 | 「北海道化工建設株式会社」を設立。 「一般財団法人 上田記念財団」を設立。 |
平成22年1月 | 本社を東京都中央区に移転。 |
平成23年4月 | 「静岡化工建設株式会社」 「四国化工建設株式会社」を設立。 |
平成23年7月 | 「和興工事株式会社」を「東北化工建設株式会社」に社名変更。 「新潟化工建設株式会社」を設立。 |
平成23年9月 | 「保全技術東日本株式会社」、「保全技術西日本株式会社」を設立。 「株式会社昭和エンジニアリング」を「横浜化工建設株式会社」に、「昭和工事株式会社」を「関西化工建設株式会社」に 社名変更。 |
平成24年1月 | 「埼玉化工建設株式会社」を設立。 |
平成24年2月 | 「岡山化工建設株式会社」を設立。 |
平成24年7月 | 「保全技術西日本株式会社」を「保全技術東日本株式会社」に統合。 |
平成25年10月 | ISO9001:2008品質マネジメントシステムの審査証明書を ショーボンドグループとして取得。 |
平成26年6月 | 「中国化工建設株式会社」を「岡山化工建設株式会社」に統合。 |
平成26年11月 | ひび割れ注入補修後50年を経過した新潟県昭和大橋の調査を行い、補修効果が損なわれていないことを確認。 (施工後10年毎に実施、5回目の調査) |
平成27年2月 | 「コンパクトジェット」(超速硬コンクリート)の開発。 |
平成28年7月 | 「ショーボンド化学株式会社」と「ショーボンドカップリング株式会社」が合併し、 「ショーボンドマテリアル株式会社」を設立。 |
平成28年11月 | 「株式会社ミスミ特殊」を子会社化。 |
平成29年3月 | 創業者上田昭逝去。 |
平成29年7月 | クリアプロテクト工法を開発。 |
平成30年6月 | 創立60周年を迎える。 |
平成30年7月 | 「岡山化工建設株式会社」を「中国化工建設株式会社」に社名変更。 |
平成31年4月 | 三井物産株式会社と海外事業展開に向けた合弁会社として、 SHO-BOND&MIT インフラメンテナンス株式会社を設立 |
令和元年9月 | ISO14001:環境マネジメントシステムの審査証明書 ISO45001:労働安全衛生マネジメントシステムの審査証明書 をショーボンドグループとして取得。 |
令和3年4月 | 「株式会社ミスミ特殊」を「キーナテック株式会社」に社名変更。 |
ショーボンド建設株式会社のグループ会社
- 東北化工建設株式会社
- 化工建設株式会社
- 関東化工建設株式会社
- 横浜化工建設株式会社
- 新潟化工建設株式会社
- 中部化工建設株式会社
- 関西化工建設株式会社
- 中国化工建設株式会社
- 四国化工建設株式会社
- 九州化工建設株式会社
- キーナテック株式会社
- ショーボンドマテリアル株式会社
- SHO-BOND&MITインフラメンテナンス株式会社
- 保全技術株式会社
ショーボンド建設株式会社のSNS情報
ショーボンド建設株式会社の特集ページ
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ショーボンド建設株式会社の製品
STジョイント 3S-Vジョイント AIジョイント
製品名 | 伸縮量 | 分類 | 表面部材 |
---|---|---|---|
STジョイント | – | 突き合わせ型 | 鋼材 |
3S-Vジョイント | 20~60 | 荷重支持型 | ゴム+鋼材 |
AIジョイント | 20~60 | 荷重支持型 | ゴム+鋼材 |
カットオフジョイント | 20~45 | 突き合わせ型 | ゴム |
SBHジョイント | 40~80 | 鋼材 | |
VMジョイント | 20 | 突き合わせ型 | ゴム+鋼材 |
使用事例
ショーボンド建設株式会社の製品カタログ
全メーカー製品カタログ一括請求
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一括シンプル比較
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