【轍】(わだち)
車が通った後にできる路面の溝のこと。
車が通った後にできる路面の溝のこと。
アスファルト舗装は車両走行の影響で年々削られ、轍が深くなっていきます。
交通量が多かったり、大型車両の混入率が高かったりすると、そのスピードは速まります。
アスファルト舗装と比較するとコンクリートの方が固いので、伸縮装置の後打ちコンクリートはほとんど
轍が発生しません。
すると、舗装と伸縮装置の後打ちコンクリートの間で段差ができ、対応が要求される場合があります。
轍ができたとき、一般的には段差修正材を使用します。
後打ちコンクリートの高さは施工当初からほとんど変わっていないと考えられるため、この高さを基準に
段差修正を行います。
舗装に轍がある橋の伸縮装置を取り替える場合、どこの高さに伸縮装置の天端を合わせるかが
わからないので、あまりにも轍が大きい場合は、舗装を直してから伸縮装置を取り替えた方が
仕上がりがきれいになります。
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