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伸縮装置の現場調査で気を付けたいこと!「斜角」編

伸縮装置の現場調査で気を付けたいこと!「斜角」編

 

橋の形状は、基本的には真っ直ぐ、いわゆる「直橋」が多いです。

 

そして橋を支える橋台は、橋桁の長手方向に対して直角に設計されます。

 

近年、橋梁は河川、あるいは既存の構造物との兼ね合いを考慮して、
斜めに架かる、斜橋が多くなっています。

 

(フォーラム8 ホームページより抜粋)

 

斜橋の形状に合せて、橋台の向きも直角ではなく角度を設けなければいけません。
そうすると橋桁と道路(もしくは橋桁同士)の間、遊間にも角度が生じてしまいます。
その角度が斜角となります。

 

遊間に角度がある、つまり斜角がある橋の補修工事を行う場合、
それに合わせた伸縮装置を設置する必要があります。

 

もし斜角があるにも関わらず、それを考慮せずに伸縮装置の製造を行ってしまうと、
伸縮装置を設置する際に装置の製品延長が足りなくなってしまったり、
地覆部に製品がぶつかってしまい、伸縮装置が設置できなくなるといった問題が発生してしまいます。

 

伸縮装置の補修工事の前に斜角の有無を図面で確認しておくと、上記のような問題を未然に防げます。
また、予め現場調査の段階で斜角を計測しておく事も重要です。
そして伸縮装置のメーカーは斜角に応じて製品の選定、製造を行う必要があります。

 

斜角を測るにはスケールがあれば、通常の三角関数の要領で測定は可能です。

<斜角測定手順> ①伸縮装置の端部に測点を取ります。

②測点から路肩と伸縮装置に沿ってそれぞれ1mずつ線を引きます。

③引いた2本の線を結び、新たに線を引きます。

④引いた線の長さから三角関数を用いて斜角の角度が計算できます。

 

繰り返しになりますが、斜角は伸縮装置の工事の前には必ず、その有無を確認するようにしましょう。
そして斜角にあった伸縮装置を工事に使用する事が重要になります。

 
 
 

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